沸騰空穂葛日記

マンガ・アニメ、映画、舞台などの感想を中心に(予定)。フェミニズム、教育・育児ネタなども?

母親になったらファッションを楽しむな?

某所で「でっかい金のイアリングして、真っ赤なミニスカートで乳母車を押してるのを見かけたけど、あれでも主婦なのか?」という発言をみてしまった。
そもそも「子持ちの女=主婦」って、いつの時代の話だよ?という時点で、発言した人は古い価値観の持ち主なのだろうが、母親・主婦が派手なファッションを楽しんで、何がわるいのだろうか。
私自身は「母親になってもキラキラ輝いていたい!」「オシャレなママのキレイ宣言!」なんて煽り文句には寒気がするけれど、それは本当に流行りのファッションに興味がない私の個人的な趣味嗜好の問題であって、オシャレを楽しみたい人は母親になろうが主婦になろうが年齢を重ねようが、一生オシャレを楽しめばいいと思う。
ギガさん(上の子)を通わせてる保育園には、同じようなファッションの若いお母さんも少なからずいる。茶髪で、大きな金のピアスをして、派手めのメイクと鮮やかな色のマニキュアをしてるような20代女子とは、普段、私は接点がないけれど、働きながら子育てしてる姿には共感できるし、若くして頑張ってる姿は尊敬し応援すべきではないのか。
某たけし氏がテレビ番組で「昔の母親はもっと必死に(自分を捨てて)母親をしてた。今の母親は、自分の自己実現だとか、母親でも女でいたいだとか、欲張りすぎ。」という趣旨の発言をしていた。そういう人は、母親が自分はみすぼらしい格好なのに、子どもには綺麗な服を着せていたとしても、今度は「親バカ」「子どもを甘やかしすぎ」だと非難しそうだ。
母親だけに我慢を強いる社会なんざ糞くらえだ。