沸騰空穂葛日記

マンガ・アニメ、映画、舞台などの感想を中心に(予定)。フェミニズム、教育・育児ネタなども?

パンドラと、読ませる工夫と、ちょっと下ネタ?

先日の日記では、たくさんのケアルガ・回復呪文・ねぎらいをありがとうございました!本当に励まされました。虚脱状態と、定期的な不調の波が重なって、しばらく苦悶してましたが、だいぶ元気が出てきました。
肝心な本の内容については、「BL・やおい 文学研究所」をご覧くださいませ。


さて、いまさらのように「パンドラ」の話でも。なぜかウチには2冊ころがってます。あっはーん。
しかし、すごいですね。「ゼロアカ道場」が巻頭で緊急特集ですよー。
「東浩紀のゼロアカ道場」道場生・第四回関門のまとめを作ってくださったのnoir_kさんから「(ゼロアカ道場生には)すでに1段上のステージに上げられ、公衆の面前に晒され続けているという事実をはっきりと実感して欲しいのです。」というコメントをいただいたのですが、こういう商業出版物に自分が載っているのをみて、やぁーーっと微妙に実感がわきはじめたような気がします。ま、過小にも過大にも感じすぎないように、ほどよく実感したいなと。
で、中身。自分たちのを客観的に見るのは難しいですが、やっぱりあの中でパッと目につく・読む気になるのは「秀才女子チーム」形而上学女郎館の文章ですね。他のチームの内容は言い訳に近く、パンドラの読者が「面白い文章だな、読んでみよう」「楽しいな(楽しそうだな)」と思うような、読ませる工夫が足りなかった気がしました。彼女達だけ、読ませることを想定した文章を書いている。というか、アレは工夫というより、もしかしたら雑賀さんの天然なのかな?どちらにせよ、素晴らしい才能だと思います。えー、くりかえしますが、自分たちのことは棚にあげて語ってますからね(^_^;)。
ちなみに、私は「文尾実洋」というキャラクター全体で物語性を作って読ませようというのが、ゼロアカ道場に応募した当初からの工夫というか、狙いというか、策というか。「コイツ痛いなw」「きんもーっ★」って思われとけっていうね。パンドラの自己PR文も「文尾実洋って、本当にイタイ人だよね〜w」って思いながら書きました。いやいや、キャラクターの魅力って重要だよね?
本来は、自分を演出して興味を引くような、私小説*1な読ませ方っていうのは、私が最も嫌いなタイプなんですけどね(苦笑)。しかし、こんなことを自分で暴露しちゃったら策もへったくれもないか。その辺も、ご愛敬ってことで。
しかし、そろそろ、このブログも、ただのつぶやきじゃなくて「読ませる」ことを前提として書いた方がいいのかなぁ。ま、これも「キモい自分語り」という芸だと思ってください。


さてさて、自分語りを続けますが。以前からはてなダイアリーで懇意にしていただいてるyoulalaさんが、こんな記事を書いてくださいました。

「男性的」な風貌で、もしかして文尾さんにはもしかしてペニスがついているのではないか、男性ならよくある股間についているを触りあったり見せ合ったりした経験があるのでは、という印象を受けた。
http://d.hatena.ne.jp/youlala/20081023

あはははは!いやー、読んで爆笑しました。心にはついてるかもしれませんが、残念ながらホンモノはもってないですねぇ。てか、私にペニスがあったら、正真正銘、掛け値なしに女の敵ですよ!いまごろ、いったい何回背中から刺されてることか!ペニスがなくっても、刺されてておかしくないのに!……ん?それはただの人でなし?あー、そういう言い方もあるね。
それはともかく。
触りあうっていうので、三島由紀夫の「仮面の告白」に出てくるエピソードを思い出しました。あれは触りあいっていうより「股間握りゲーム」か。ある粗野な生徒が、隙をついて股間を握るというゲームを同級生たちにしかけていく(けど、なぜか主人公だけは狙わない)っていうシーンがあるんですよね。たしかに、私が男だったら、そういう下品なことを率先してやる生徒だっただろうと思います。女に生まれといて、ぎりぎりセーフって感じですね。股間はさすがにしませんが、放っといたらケツ握るくらいやりかねないので、自制して生きてます、はい。だって、私がやったらセクハラじゃん?「キモい女におしり触られた〜(T_T)」って泣かせる可能性の方が高いじゃん?一応、私だって男性諸氏にも配慮してるんですよ〜。そうは思えないかもしれないが(笑)。

もっと配慮してください!
もっと読ませる工夫をしてください!
むしろ握ってください!

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*1:という表現が妥当かは自信ないけど