沸騰空穂葛日記

マンガ・アニメ、映画、舞台などの感想を中心に(予定)。フェミニズム、教育・育児ネタなども?

「アバター」3D字幕版〜悪いのはアメリカ人?(1/26)

映像がきれいな”戦争映画”でした。

自国の文化を押し付け、資源を奪う、悪いアメリカ人
V.S.
自然と共に生きる現地人に寄り添う、良いアメリカ人

これって、ベトナム戦争か何かの比喩なんでしょうか。
そして、戦う以外の解決方法ってなかったんですかねぇ。
せっかく「(どんな生命であれ)死は悲しい。悲しいだけだ。」ってヒロインに言わせたのに。
バカは殴らなきゃわからないってことなんでしょうか。
愚かなアメリカを目覚めさせるには、武力行使が必要?
それって、9.11やテロリズムの肯定だよね。
いいのかなぁ、この映画。
……そういうことを考えなければ、面白い映画でした。
3DCGも美しかった!
金のかかったファイナルファンタジー*1みたいだと思わなくもなかったですが(笑)。
でも、FF13よりCGは見やすかったです。
FF13のCGムービーは、人の動体視力の限界を超えた速さで展開し続けるし、どこもかしこもキレイすぎて奥行き感覚が狂うんですが(^_^;)、アバターは、ちゃんと緩急があって、遠景と近景の彩度・明度・鮮明さも適切で、スピード感は損なわずに、わかりやすいCGでした。
映画館の端に座ったんですが、3Dだと、あんまり見づらさを感じなかったのも良かったです。
ということで、あえて5段階評価をつけるなら★★★★☆(星4つ)かなぁ。
戦争映画で娯楽映画です。困ったことに嫌いじゃないんだよねぇ(苦笑)。

*1:ゲームの方。映画は未見です。