土曜日の朝にテレビをつけたら、ジェンダーフリー教育に否定的な番組をやっていて、ツッコミどころ満載で疲れそうだったのでチャンネルを変えました。
だって、たった数分見ただけで……
「一つの価値観しか許さない教育は、全体主義につながる」とか言ってた、そこのアホ！ジェンダーフリーってのは、女は女らしく・男は男らしくっていう一つの価値観だけに縛られない事、性をもっと柔軟に考える事を目指してんだよ！女に従順と忍耐、男に力強さと根性を求めるような社会的性役割を押し付けた画一的な教育の方が、よっぽど全体主義・軍国主義を教育するには都合が良いんだってーの！とか。
かわいい女の子、カッコイイ男の子だけじゃなくて、カッコイイ女の子、かわいい男の子もいるでしょ？両方認めようよ、という話であって、女の子が気合い入れてオシャレした髪型をカワイイと誉めるなという解釈はどっから出てきたんだよ！とか。
立て続けにカマされて、リアルタイムでツッコむ余裕すらなかったんですよ……
ジェンダーフリー教育に対する理解の浅さを露呈するような番組を作って、恥ずかしいと思わないのか、番組スタッフ＆出演者。
しかし、都の教育委員会がジェンダーフリー教育をしないようにっていう通達を出したり、脳味噌筋肉ヤクザ爺な石原都知事が頭の悪い発言でそれを肯定したりって状況を見ると、世の中の理解は、まだまだそんなものなんでしょうね。
やれやれ。
