「下流社会 新たな階層集団の出現」について、みちアキさんとjune_tさんが言及してらっしゃって、ほぉほぉと思っていたら、こんな記事を発見。東京新聞2005.12.22特報「自閉する若者…『下流社会』の行方は 向上心なき『自分らしさ』」
要するに……ニート？引きこもり？フリーター？転職？自分らしい生き方？個性？あまっちょろい事言ってんな！気合が足りないんだよ、今の若いモンは！……って、政治家の爺さんたちをはじめとした無理してでも国のため会社のため家族のため頑張るのが美徳な「上流」な世代が口々にわめいてた事を、「下流」って言葉でくくったんデスよね。
まぁ、わかりやすくはなったよね。そして、叱りやすくもなったんでしょうね。著者の狙い通り。
書いた本人は、そういう叱りたい自分を自覚していても、他はそれをあんまり認識してなさそうな。
叱られてる方は、叱られてると思ってないし。何故なら「下流」だから(笑)。「そうそう、下流だよ〜。気楽でいいじゃん♪」って。「上流」な方々とは価値観に違いがありすぎて、そこからして噛み合わないんだな〜。
でも、叱りたい「上流」にせよ、「下流」な若者にせよ、結局は現状を変えようなんて、さらさら思ってないところだけは同じなんですね★
少子化もニートもその他の問題にしても、本気で取り組む気がない人ほど、(主に文句を)ぎゃあぎゃあ言うんだよね♪というのが良くわかる「下流」談義でした♥
