こんなことを書いていた矢先のニュース。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20060412ur02.htm
また国語力の不足から文章題の問題文が理解できず、そこから先に進めない事例も目立ったという。
小学で顕著なのは、「文章題を読み取れず、+、−、×、÷のどれを使って計算するかわからない」というケース。中学では、図形の定義などでつっかえることが多い。高校生になっても、確率の問題で「事前の確率なのか、ある事象が起きたことも考慮する事後(結果)の確率なのか」が判断できず、「順列、組み合わせの違い」などで混乱している。
芳沢教授は「調査を通じ、問題の意図を正確につかむ国語力養成の大切さも痛感した」という。
日本語が母語だからといって、使いこなせている訳ではないと言う話。。。
文章題の問題文が理解できないってことは、頭の中で理論が構築されてない、ものを充分に考える力がないってことですよ。
塾や家庭教師って英数の需要ばっかりあるんですが、国語が出来ないのに数学ばっかり、ましてや英語なんてやってたって、そもそも物事を理解する力が育ってないんだから無理ってもんですよ。数学も英語も、説明は日本語なんだもん。逆に国語をしっかり勉強すれば、他の科目の成績が上がることも充分にあり得る訳です。実際、そういう事例ありますしね。
学校で出る算数の文章題なんて*1、言葉の意味がわかれば計算自体は簡単なんだから、楽に解けるはずですもん。
……ということで、私の場合は、計算が遅い・計算ミスが多い=数学が不得意でした。内容や解き方を理解してないんじゃなく、完全に練習不足*2。野球には戦術・戦略も必要だけど、素振りも重要だよという話。。。