とりいそぎ。
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「Kodakana のカミクズヒロイ■2006年9月4日から9月10日の都城男女共同参画条例問題まとめ」
MILK編集部発行メールマガジンより転載
2003年12月18日、宮崎県都城市で可決された
全国初の「同性愛者らの人権擁護条例*1」。
生まれつき同性愛の子どもたちに希望を与えた一筋の光は、
9月22日の議会採決を経て、消えようとしています。
1880年(明治13年)、日本で一番最初に女性の参政権を認めたのは
高知市の上町でした。たったひとりの婦人の声から生まれたその条例は、
県や政府からの抵抗によって、4年で廃止に追い込まれました。
その後、政府が女性の参政権を認めるまで、60年以上かかりました。
今、都城市の小さな光を消してしまえば、
これからまた、60年以上待つことになるかもしれません。
だからぜひ、あなたの声をもう一度、
「都城市」へ届けてあげてください。
期限は2006年9月12日(火)24:00 *2までです。
■送付先:長峯誠(ながみねまこと)都城市市長
info@city.miyakonojo.miyazaki.jp]
■送付先:都城市議会 議会事務局
gikai@city.miyakonojo.miyazaki.jp]
・都城市市長と都城市議会には、男女共同参画社会づくり条例にて、
「性的指向」などの性的少数者に関する記述の部分がすべて
削除されることについて、あなたの自由な意見をお送りください
(採決は9/22ですが、なるべく9/12頃までお送りください)
■賛同メール送付先:大阪府議会議員 尾辻かな子事務所
otsuji_office@osaka.nifty.jp]
・尾辻かな子議員事務所へは、賛同する意思とあなたの
お名前(団体名)をお伝えいただくだけでかまいません。
尾辻議員が提出される連名の抗議文に、賛同人・
賛同団体として記載されます
(9/12までにお送りください)
□尾辻かな子活動日記
http://blog.so-net.ne.jp/otsuji/2006-09-04
http://blog.so-net.ne.jp/otsuji/2006-09-04-1
以下、都城市議会 議会事務局宛に、私が送ったメールです。
==
都城市議会 議会事務局 ご担当者様
男女共同参画社会づくり条例について、
「性別又は性的指向に
かかわらず、すべての人の人権が尊重される*3」という記述が、
「性的少数者の人権を条例で認める必要はないのではないか*4」
「この条文があることによって、性的
少数者の方が、教育の場に立つ事も考えられる。一般の市民に受け入れ
られるのか*5」という意見が寄せられたため、
修正(削除)されるという事を知りメールいたしました。
性的少数者が教育の場に立つことの、なにが問題なのでしょうか。
私も教育の場に立つ人間ですが、私には何ら問題点が見つけられません。
性的少数者が教育の場に立つべきではない、
性的少数者が子どもの模範にはなり得ない、
子どもに性的少数者の存在を教えるべきでない、
といった考え方自体が差別ではないでしょうか。
そんな考え方に傷つけられている性的”少数者”は、
都城市にもたくさんいらっしゃるはずです。
今回、また条例制定の際に声をあげた当事者の方はもちろん、
傷つけられ虐げられて、心を押し殺し
声をあげられない性的"少数"者も、大勢いらっしゃるはずです。
なのに、そういった差別を放置するばかりか、
差別的意見ばかりを採用し、条例を改悪するというのは、
都城市は性的少数者を差別したいと公に主張するということでしょうか。
「都城市に性的少数者が集まってこられるのは困る」
という意見もあったそうですが、
都城市にも、他のあらゆる地域と同様に、
性的少数者は生活しているはずです。
そういった性的少数者は都城市に必要ない、
彼らの人権は軽視されるべきだとでもいうのでしょうか。
もし、それでも敢えて削除するというのであれば、
明確に根拠を示していただきたいと思います。
今の状況では「差別したい人たちが大勢で騒いでいるから黙らせよう」
「”少数者”は無視してもいいだろう」という対応にしか見えません。
先進的な条例だと全国からよせられた賞賛を、
このような形で汚すとしたら、あまりにも愚かです。
ご再考いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
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感情的な文章だなぁ。
まぁ、声をあげることに意味があると思うので、それはそれでよいかと。