ゼロアカ道場・第二回関門の報告ふたたび
毎回「文尾」を「ふみお」と読まれる文尾実洋(あやおミヒロ)です。ま、「ふみお」がむしろ当然の読み方ですね。どっちでもいいような、よくないような。しかし「ふみお」といわれると、中学高校の頃にミサで必ず聞いたお名前を思い出します。昨年お亡くなりになられたのですよね。直接の関わりは全くないのに、「ふみおさん」と言われると、なんだかまるで枢機卿からお名前をいただいたみたいで、一人で恐縮してしまいます。
さて、今回の課題(関門)について。
講談社BOX MAGAZINE『パンドラ』に掲載されると仮定して、3枚の写真を使った、東京を舞台とするフォトエッセイの原稿を本日16時までに制作せよ。フォーマットは指定のものに従うこと。
「http://shop.kodansha.jp/bc/kodansha-box/zeroaka.html#happyo」
この課題における最大の特徴で、私が再びA評価をいただく最大の勝因となったのは、昨日も書きましたが「印刷物があがり次第、東浩紀道場主と太田氏にダメ出しをしてもらえて、そのうえで校正ができる」ことだったと思います。
私は、その条件を知ったときから、完全にお二人の意見をアテにして*1、大幅な校正をいれるつもり満々で、とにかく初校というより草稿の状態でサッサとDTPにまわしてしまう決意をしたのですが、それが結果として功を奏しましたね。
というのも、私は体験的に「ダメ出しをもらった方が面白くなる」ということを知っていたからなのでした。二次創作の短い小説ではありますが、同人誌の原稿を書き進める時、私は必ず相方*2に読んでもらって、意見をきいてたんですね。けっこう彼女はあっさりと「このシーン、要らない」って大幅な削除を要求してきたりするんですが、その指摘が的確なんですよ。その方が確実に完成度が高くなると自分でも思える指摘なんですね。そうしてこの十年、彼女という専属の編集さんに恵まれたおかげで、他人の意見をきいて方向修正することに慣れてたんですね。やってて良かった、同人活動(笑)。ありがとう相方。ちなみに小説で言ったら、彼女の書くものの方がレベルは上です。だからダメ出しも的確なんだろうなぁ。心身の状態が悪くて、なかなか彼女が自分の小説(オリジナル)を書けないでいるのが、私にはもったいなくってしょうがない。気長に待つけどね!ってプレッシャーか?(笑)
↓次回課題は今度こそ真剣勝負でじっくり考える必要があるので、早めに周りの意見をきいて取り入れようと思います。
ゼロアカ道場の関門をすべて突破したあと、あなたが講談社BOXから出版したいと考えている著作の内容を要約せよ。
そして同時に、その書籍がいま(2008年5月)出版されたと仮定し、あなた以外の架空の執筆者による好意的あるいは批判的な書評を作成せよ。
著作の要約は10000字程度、書評は5000字程度とする。
ちなみに、朝、丸の内中央口で一番最初に顔を合わせたのは、「BL博士」斎藤ミツさんでした。前回もちょろっとお話させていただきましたが、今回はいっぱいお話しできて嬉しかったです。斎藤さんは、柔らかな物腰のなかに強い芯がある印象の、素敵な方でした。いや〜、ゼロアカだと、私はまるで腐女子代表のようにみえるかもしれませんが、実はBLってあんまり量を読んでないし、質も偏った読み方をしてると思うんですよね。なので今後も博士にはいろいろご教授いただかなきゃ!と思ってますので、よろしくお願いします。(って、ここで書いても)
そうそう、腐女子のくせにBLを読んでない私にうってつけの本が〜〜!と思って、さっきbk1でこの本を買いました。
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ゼロアカ道場懇親会の解散後は飲み会だったんですが、私はこのところ引っ越しでバタバタしてて、呼びかけるだけで何にも段取り考えてなかったのに、のぼるちゃんがお店を手配してくれてました。ありがと〜v
他の方のところにも、すごい飲み会のレポート(1・2・3)がありますが、私としてはなにが凄かったかって、2ちゃんねらーの童貞クンたちに対する、私なんか目じゃないくらいの筑井さんのドSっぷり。惚れました(笑)。いやぁ、カッコよかったな〜。メロメロです。うっかり肩に手を回して口説きたいとか思っちゃいました。さすがに私も新婚ホヤホヤの妻帯者……じゃないや、人妻なので自粛しました。←モラル低すぎw
非モテーズのルーキー峰尾くんは、カラオケで先頭を切って、期待を裏切らない、素晴らしいアニソンを歌ってくれました。私もアニソンで続いたつもりだったんですが「それ(ブラックラグーンのOP曲「Red Fraction」)アニソンじゃないって言えば通っちゃう曲じゃないですか〜」って非モテーズから文句を言われたので、友人の持ち歌の「アニメ店長の歌」と「エンジェルうっきー」を歌いましたとさ。腐女子らしい持ち歌がないのはダメだね、面白くないね。「絶愛」の歌とか、BLゲームの主題歌とか誰ぞに教えてもらおうかな。
あ、峰尾くんは、飲み会前は女性とコンマ一秒も目を合わせられなかったのに、徐々に筑井さんの方をみて話せるようになっていきましたよ。成長したね!(とか書くからドSって言われんだよねw)「運命のメールとか来ないですかね」って、ものすごいドリーマーな発言だと思ったけど、考えてみたら、私が配偶者さんと出会ったのって運命のメールがきっかけだったなぁ。はっきり言って、私だからこそ引き寄せられた奇跡だと思うけれども、皆無じゃないよ。どっちにしろ積極性は必要だけどね。ま、がんばれ。
飲み会には、せっかく東さんもかけつけてくださったのに、引っ越しの片づけが残っていてギリギリな状況だったので、ロクにお話もきけないまま帰らざるを得なかったのが残念でなりません。おぉぉ(T_T)
それにしても、ここ(沸騰空穂葛日記)って、けっこう読まれてるんですね。エイプリルフールに「BL作家としてデビューします」って書いたら、本気で信じちゃった方もいたようで(^_^;)いや、確かに私だったらありえそうに思えるんでしょうが。嘘だよーんって「続きを読む」の下には書いてたんですけどね。
さて、次回課題の前に、いま私が頭を悩ませているのは、今週末締め切りの宿題のことだったりします。「今回の課題と共に、ゼロアカ道場公式サイトに載せるプロフィールを200字以内で書け」というものなんですが。
問題は、配偶者さんのことを書くべきか、書かざるべきか。
書いた方が、絶対に面白くみえる。インパクトは確実にある。おそらく講談社的にも(笑)。ただ、利用するようで気が引けるっていうのが、ものすごくある。「文尾」なミヒロさんは、なんでも平気で利用する、露悪的で意地悪で悪趣味なドSキャラなので、偽善に聞こえるかもしれませんが。でも、私は夫の仕事を心から尊敬しているんですね。なので、その仕事に影響が出るような何かが起こったり、夫の名前が傷ついたりしたら、すごく後悔するだろうと思うのです。じゃあ、ちゃんとしたもの書けよ、そして最後まで勝ち抜けよ、って話?
自分がバッシングされるんだったら、むしろ大歓迎なんだけどね。悪感情であれ関心をもってもらえるのは、なんの注目もされないより、ずっと良いです。「ドSの腐女子おばさん」なんて言ってる2ちゃんねらーなんか可愛いとさえ感じますw基本的にツンデレだよね、みんな。「ア、アンタのことが気になるわけじゃないんだからねっ!」ってことだよね?
まあ、そんな戯言はともかく。本気でどうしようかなぁ。まだ手つかずで積み上がってる引っ越しのダンボールもどうしようかなぁ。( ゚Д゚)・∵. グハァ