沸騰空穂葛日記

マンガ・アニメ、映画、舞台などの感想を中心に(予定)。フェミニズム、教育・育児ネタなども?

【比較】スリング、だっこひも、おんぶひも

  • 「エルゴ ベビーキャリア」

【長所】とにかく肩・腰が楽! おんぶも抱っこもこれ一つでOK。 普段、抱っこをしなれていない人や、男性にも使いやすい。(夫はエルゴしか使いません。外出時にも持っていきます。) エルゴでおんぶして高尾山を登っている人を見かけました。それぐらい楽。
【短所】新生児には使えない。新生児用パッドは夏場だと厚・暑すぎる(バスタオルなどで代用可能)。
 かさばる(持ち運びに不便)。
 離脱成功率*1が低め(生後半年くらいまで)。
 子どもの体がしっかりするまでは、おんぶに難儀する。(背中に回す時に思い切りが必要。)
 日本人女性の体格には大きい(大柄な私でさえ背中側にある肩幅のストラップを一番短くしなければならない)。
 四十肩だと腕が回らないので、抱っこの場合に背中側のストラップを留められない。
 すごく低い位置で密着せずに抱っこ・おんぶしている人を時々見かけて(する側もされる側も辛くないのかな)(てか赤ちゃん落ちそう)と気になる(^_^;)
 流行っているので、行き交う親子の約半数とお揃いになってしまう(笑)

【長所】高い位置でおんぶできる(子どもが親の肩越しに周りを見られる)。
 首がすわればおんぶ可能。
 頭を支えるパッドがあるので、子どもの頭が後ろにガクンとならない。
 頭を支えるパッドを外すと、かなりコンパクトで持ち運びしやすい
【短所】(推奨されている結び方をすると)前がバッテンになるので胸が強調される。(割烹着やエプロン、チュニックなどで隠せばOK。バッテンにならない使い方もあります。→「まっきーのおんぶ講座」)
 体重8〜9kgくらいから、肩に食い込んで痛くなった。
 【追記】推定体重10kgの現在、柔らかいレッグウォーマーを二重にして肩の部分に縫いつけたら、食い込みが楽になりました。一時間も背負うなら別ですが、ちょっとした家事の間くらいなら大丈夫です。百均で売っているシートベルトカバーをつけてもいいかも。
 【追記2】慣れたら、とっても楽です!「これは位置が高すぎだろ〜」って思うくらい高い位置でおんぶしてみたら、一時間以上おんぶしてても余裕でした。私と子供のベストポジションを発見するまで、時間がかかっちゃいましたが(^_^;)良い商品だと思います。
 【追記3】妊娠中でも、お腹を圧迫しないように工夫しておんぶすることができます。こちらを参考にしました→「まっきーのおんぶ講座

【長所】生後すぐから使える。
 慣れたら脱着が楽。
 離脱成功率が高い。
 日本人の体格に合っている。
【短所】装着に慣れが必要。
 体重8〜9kgあたりから、どうしても肩に食い込んで痛くなって使わなくなってしまった。

  • 「Tonga」

【未使用】臨月に試着せずに買ったら、産後に痩せたこともあって、サイズが合わなかった。【追記】厚着した夫が使って、ちょうど良いサイズでした。ネットの口コミでもトンガは「1サイズ下を買うべし」って意見が多いようです。



新生児〜体重8kgくらいまでは、北極しろくま堂のスリング・おんぶひもが重宝しました。
特に、家事をするには断然おんぶの方が楽なので、早い段階からおんぶができて本当にありがたかったです。
生後9ヶ月(推定体重10kg超)の現在は、ほとんどエルゴだけです。
抱っこしてたら、ほとんどぐずらないし、エルゴなら長時間も辛くないので、最近はベビーカーが荷物置きと化してます。
参考になれば幸いです。
【追記】2011年11月現在、第二子を妊娠中です。上の子は1歳半で体重12kg、よく歩きますが、外出先でぐずった時や、店の中で暴れてほしくないときなどは「昔ながらのおんぶひも」が活躍しています。
母体の状況(体格・妊娠中など)や、子供の発達段階によっても、「一番便利なもの」は変わっていくようです。今のところTonga以外は、どれも買ってよかったと思います。
第二子が産まれたら、新生児期はエルゴかキュット・ミー(スリング)、首すわりからはおんぶひもを使う予定です。
が、「慣れたら兵児帯が最強(疲れない)」という話を読んで、4千円くらいだったし、つい買い足してしまいました。
その後で、兵児帯のような一枚布だけど伸縮性があるらしい「ベビーラップ」という製品を知り気になったものの、さすがに買えず地団駄を踏んでいます(^^;

*1:抱っこで寝落ちた時に、降ろして離れても起きない率