アメリカでキリスト教を否定するには、キリスト教の権威が強い文化だとか、何事も白黒きっちり付けないと認めてもらいづらい文化だとかが背景にあるせいで、自分が悪にならなきゃ否定できないんでしょうけど、日本でなら「キリスト教も善じゃないけど、善じゃないと思う自分も悪じゃない」っていう選択肢があるんだよねぇ、と。
もちろん、日本にキリスト教的な価値観も根付いていなければ、キリスト教に感じる威圧感も米国人の比ではないから言えることなんでしょうが。
でも、キリスト教を背景にしたアンチキリストっていう態度にも関わらず、ものすごく日本的と言うか、仏教の「中庸」って思想に近い姿勢を感じてみたり。