沸騰空穂葛日記

マンガ・アニメ、映画、舞台などの感想を中心に(予定)。フェミニズム、教育・育児ネタなども?

黄金週間中に見聞きしたもの

恋の門 スペシャル・エディション (通常版) [DVD]
いや、痛かった
女の方が身近なだけに身に沁みたけど、
同人誌即売会でも、オリジナルのジャンルにいると、
主人公の男みたいな人にも会うので、どっちにしても、いたたまれず。
笑えるところもあったけど、笑えないところもあったというか。
笑えないところが、いっそ大笑いだったというか。
オタク仲間と一緒に観てて良かった……(遠い目)
でも、父親が亡くなる前後のエピソードには、うっかり素で涙がたまりそうでした。
大竹まことサン、カッコいいよな〜。ちょっとダメ人間な香りもするところが尚ヨシ。

天国最上階 (Feelコミックス)
ずいぶん前に、ヴァンパイア物か何かのアンソロジー本で読んだことのあったマンガ家さん。
絵柄が好き。
話は……コレも、ぜんぜん違うところで痛かったなぁ。
3つの話が入ってて、二つ目のは4話完結。
一つ目と二つ目には、同じ男キャラが狂言回しとして出てきます。
とりあえず、どれも男キャラに女キャラが癒される話…っていうのかな。
登場する女キャラが、みんなリアルにそれぞれが不安定でした。
ああ、こういう人いるわなー。って思いましたね。二話目の主人公サイコとか。
そして女キャラに比べ、何だか男キャラの心の動きは描写が少なく(薄く)て、
おや?と思ったのでした。(特に3話目はな……女に都合良すぎ)
まあ、青年・少年マンガ家でも女の子の心理を描けない人がいるのと同じかな。
「自分に都合のいい異性(恋愛対象)」ってのを求めるものなんですかねぇ。
自分も物書きではありますが。自分ではわからんのだろうか。むーん。
とりあえず、一話目・二話目の狂言回しの彼については、
女たちを癒すことで自分も癒されてるんだろうな〜という脳内補完をしてみました。
そう考えると、私が一番感情移入しやすいキャラかもなー。