沸騰空穂葛日記

マンガ・アニメ、映画、舞台などの感想を中心に(予定)。フェミニズム、教育・育児ネタなども?

ヘルシング”原作版”OVA感想

さて、そのヘルシング。こちらが原作HELLSING 7 (ヤングキングコミックス)、こちらがTVアニメ版Hellsing Rescript V [DVD]、さらに”原作版”OVAが現在制作中で、今回の特集の付録としてプロモDVDがついておりました。その感想です。

  • 色:CGのせいもあるだろうけど、色味がきれい過ぎる感じ
  • 声:いっそ少女版アーカードはヘレナ役の平松晶子さんでどうでしょう(笑)(ヘレナ=TVアニメ版に出てきた吸血鬼の少女)
  • 音楽:やっぱり石井妥師さんの音楽が恋しい!
  • 全体を通して:原作ファンにはサービスの良いプロモだったことは確かです(笑)。 ただ、私はTVアニメ版Hellsingの気だるいというか、投げやりな感じのテンポ?間合い?演出?が、音楽も含めてカッコよかったと思っているので、今回のプロモはキレイにカッコつけ過ぎ・テンポ良すぎ・ハマリ過ぎな感じに思えてしまったり。作画も、TVアニメ版の村田俊治さんのより、線が細いというか、若干キレイっぽい?あのインパクトある絵面とか、無機物の感じは好きだったんだけどなぁ。

ということで、私はTVアニメ版が実はかなり好きだったことが判明。やっぱり、どうしても比較しちゃいますねぇ。同じ物をベースにしてても、やっぱり違いは出るんだな、というか。そういう特殊な環境下だと、かえって色彩設計さんや監督さんのお仕事っぷりなんかが、わかりやすく見えてくるのかも。まあ、これでちゃんと話が転がり出したら、またOVAにも別の面白さが見えてくるんじゃないかなぁと期待してます。声優サンのお声も良いしねぇ。


で。
OVA化を実現するには、プロデューサーさんに働きかければ良いんでしょうか?
Get Backers〜OVA化 夢よ再び!動く奪還屋を奪り還せ!大作戦
こんなことをやっている身としては、HELLSINGのOVA化の経緯が、とっても気になってみたり。
Hellsingと違って、こちらは「原作もアニメも大好き!あの原作の展開を、あのアニメで、また見たいです!」という流れなので、かえって制作側が動く動機としては弱いのかもしれませんね。評判が良いものは「そうかそうか、よかったよかった」で終われるけれど、評価が悪かったら「ちがうんだ!やり直させてくれ!」って思うでしょうし。ああ、何か制作者様をたきつける方法はないものか。*1
とりあえず、作品へのリンクでもはって、布教に努めてみようかと思います。
サイコバスターズ(3) (YA! ENTERTAINMENT) GetBackers ―奪還屋― カレンダー2006 ([カレンダー]) GetBackers奪還屋 (31) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (3550巻)) ゲットバッカーズ-奪還屋-17 [DVD]って、私がココでやっても、あんまり効果ないだろうなとは思うんですけどねぇ。とりあえず。

*1:うっかりこんな工作活動自体が楽しくなっている昨今