さて、そのヘルシング。こちらが原作、こちらがTVアニメ版、さらに”原作版”OVAが現在制作中で、今回の特集の付録としてプロモDVDがついておりました。その感想です。
- 色:CGのせいもあるだろうけど、色味がきれい過ぎる感じ
- 声:いっそ少女版アーカードはヘレナ役の平松晶子さんでどうでしょう(笑)(ヘレナ=TVアニメ版に出てきた吸血鬼の少女)
- 音楽:やっぱり石井妥師さんの音楽が恋しい!
- 全体を通して:原作ファンにはサービスの良いプロモだったことは確かです(笑)。 ただ、私はTVアニメ版Hellsingの気だるいというか、投げやりな感じのテンポ?間合い?演出?が、音楽も含めてカッコよかったと思っているので、今回のプロモはキレイにカッコつけ過ぎ・テンポ良すぎ・ハマリ過ぎな感じに思えてしまったり。作画も、TVアニメ版の村田俊治さんのより、線が細いというか、若干キレイっぽい?あのインパクトある絵面とか、無機物の感じは好きだったんだけどなぁ。
ということで、私はTVアニメ版が実はかなり好きだったことが判明。やっぱり、どうしても比較しちゃいますねぇ。同じ物をベースにしてても、やっぱり違いは出るんだな、というか。そういう特殊な環境下だと、かえって色彩設計さんや監督さんのお仕事っぷりなんかが、わかりやすく見えてくるのかも。まあ、これでちゃんと話が転がり出したら、またOVAにも別の面白さが見えてくるんじゃないかなぁと期待してます。声優サンのお声も良いしねぇ。
で。
OVA化を実現するには、プロデューサーさんに働きかければ良いんでしょうか?
こんなことをやっている身としては、HELLSINGのOVA化の経緯が、とっても気になってみたり。
Hellsingと違って、こちらは「原作もアニメも大好き!あの原作の展開を、あのアニメで、また見たいです!」という流れなので、かえって制作側が動く動機としては弱いのかもしれませんね。評判が良いものは「そうかそうか、よかったよかった」で終われるけれど、評価が悪かったら「ちがうんだ!やり直させてくれ!」って思うでしょうし。ああ、何か制作者様をたきつける方法はないものか。*1
とりあえず、作品へのリンクでもはって、布教に努めてみようかと思います。
GetBackers ―奪還屋― カレンダー2006 ([カレンダー]) って、私がココでやっても、あんまり効果ないだろうなとは思うんですけどねぇ。とりあえず。
*1:うっかりこんな工作活動自体が楽しくなっている昨今