沸騰空穂葛日記

マンガ・アニメ、映画、舞台などの感想を中心に(予定)。フェミニズム、教育・育児ネタなども?

信念の豊富

ソウルドロップの幽体研究 1 (バーズコミックス)ソウルドロップの幽体研究 1を昨年末に読みました。
他人の目から見たら明確なことが、自分自身にはわからないということは、よくあることで。ブギーポップシリーズを読んでいても思いますが、上遠野さんは、そういう現象というか、人のあり方に対して、ものすごく強い拘りを持って(考えて)いるんだろうなぁと感じました。


私自身のこだわりってどの辺ですかね?今までの記事を振り返ると、他者への不寛容や異端への無理解、、、っていうとちょっと違うかな。異常だと言われることに対してレッテルを貼って、自分とは無関係だと切り捨てること、に対して、すごく拘ってますよね。自分が切り捨てられるのが怖かったり、自分が切り捨てられる側だという自覚があるからなんだろうなぁ。
自殺についてもこだわってますね。あとは家族関係とか。常識や倫理に縛られないこと、とか。教育のカテゴリだと理解することについてかな。合理的であること、とか。
合理的といえば。
三が日は実家に帰って、ひさしぶりにバラエティ番組を見る生活をしていたんですが*1、心霊とかオーラといった言葉が、最近はよく出てきてるんでしょうか。私は、H木カズコが嫌いなのですが、母や大叔父は結構好きらしくて、理解に苦しみました。という話はともかく。
そういった現象*2を「ありえない・信じない」と頭から否定する人が科学的・理性的かといったら、そんなことはないんですよね。むしろ非合理的で、根拠もなく信じるのと表裏一体だと思います。合理的に考えるなら「何かが起こっている(かもしれない)けど、科学的にはその現象が起きているか起きていないかさえ(まだ)証明できない」要するに「わからない」ってだけのことなんですよ。それを「信じる」「信じない」って言うのは、単にその人の信仰について語っているに過ぎないんですよね。
科学というのは、そういうわからないことを証明していくものな訳で、そういう意味ではかつてテレビ番組で人魂製作実験をして科学的に人魂現象が起こりうる可能性を示した大槻教授*3って凄いなぁ、と今にして思います。
ということで、科学的・理性的・合理的であることへの拘りが強くて、宗教・信仰についても他者に寛容である事・自分は縛られない事に拘りがある、と。元に戻してみました。


そんな訳で、私はすごくマイペースだし、拘りが強い性格だし、その上なかなか自分を変えられない頑固者だと自覚しているのですが、皆様のおかげで何とか楽しく人生を過ごせております。
今年もヨロシクお付き合いの程をお願いいたしますm(__)m

*1:普段はアニメかニュースかスポーツしか見ないんですよ

*2:と呼べるかもわからないけども

*3:懐かしいお名前だ〜最近はテレビに出てらっしゃらないような?