快楽に流されるだけの女なんていない*1
シギサワカヤさんは、ウチの相方のお知り合い?お友達?らしく、相方がシギサワさんの同人誌「九月病」を買ってました。私も読みました。けど、この本は未読です。←ヲイ
で、いくつかレビューを見かけたので、まとめておきます。
すごくだらしないくせに、そのなかで「俺達付き合う?」とか律義に聞いたり、男が徐々に自分の日常に「侵入」し自分の中で男の比重が大きくなっていくのを嫌がる「まじめさ」が、逆にいっそう全体のダルさをうかびあがらせる。ダルいんだよ。職場という戦場を介して、こういうダラけきったヌルさを感じるのは、とてもいい。
紙屋研究所 短評
表紙がいやらしかったので買いました。
男女間を流れる深くて広くて黒い川での水遊び、by レディーズサイド。
第弐齋藤 | 土踏まず日記
ああ、なんか「九月病」の、あの辺とかその辺の雰囲気を取り出した(切り出した)感じなのかな?と思ってみたり。
「九月病」は、あからさまに言ってしまえば、兄妹近親相姦な閉鎖的関係が開いていくまでのお話、だと思います。言葉でいろいろ鬱陶しく語らずに、淡々と日常を、あいまいなところはあいまいなままに、でも、しっかりがっつり人の心を描きこんでるなぁという印象のお話でした。
…御本人もサイトのMemoで書かれてますが帯の文句が…うわーお。
(中略)
しかしもう九月病の再販予定無いのか…もったいないな。
不定記<exa5> 祝/商業単行本発売
まったくもって。
シギサワカヤさんのサイト
*1:帯の惹句