下の日記で、カミングアウトがメンドクサイってグダグダと言ってたら。こちらの一文に目のウロコを落とされました。
より多くの人が社会の中でカミングアウトをすることが、「同性愛者の可視化」を推進し、同性愛者の社会的立場を改善するのだとすると、カミングアウトは推進されなければなりません。
……ああ〜ぁ。なるほど。カミングアウトを勧める人がいるのって「カムアウトしちゃった方が生きやすくてイイよ〜。自分を偽らなくってよくなるから、生き辛さから解放されるよ〜。」っていう理由だとばっかり思ってました。そうじゃなくって、そういう理由だったんですね。←不勉強にも程がある
私自身は、あんまり生きづらさがなかったので、カミングアウトも、してもしなくてもどっちでもいいや、って思ってました。
うーん、でも、私の場合は、他の政治・教育問題や環境問題にしても「一人で肩肘張ってぎゃあぎゃあわめいたって、大勢は変わらないんだよな〜。まぁ、でも、身近なところから、無理なく、ちょっとずつ変えていければいいんじゃないの？」って思ってるので、カミングアウトについても同じように考えてたって感じですね。まぁ、他の問題と同じく、「社会のために」って理想を掲げて動ける人と、「まぁ所詮は自分のためだよね。けど、それがちょっとでも他の人の役に立ったら、それはそれで、ちょっと気分がいいんじゃね？」っていうヌルいスタンスの人がいるってだけの話なんだろうなぁ。私はヌルヌルですよ。
しかし、そうやって理想に向かって努力しようと思わずにいられない人がいるくらいには、マイノリティであることって大変なのかもしれないなぁなんて思いました。まぁ、たかが、って思える人ばっかりじゃないのは解ってたけど。たぶん、私はその辺の感性がニブイんだろうな（＾＾；
それにしても、こう読むと、私ってそうとう自己中？(笑)
