４月２７日（日曜日）、『OMプレゼンツ！ＮＰＯ法人アカー（OCCUR）年間総会レセプションパーティ』に参加してきました。
お知らせ〜レセプション・パーティーは満員御礼 - QMblog's blog
日曜日は、ＮＰＯ法人アカーの総会およびレセプション・パーティーの日。レセプションは、レズビアンのプログラムＯＭ（オーエム）との共催で、QMブログでも、一般からの参加を募集していました（総会は会員参加のみ）。
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４月のＯＭは、ＮＰＯ法人アカーのレセプションパーティとのコラボレーション企画☆
（中略）
企画は、
美味しいご飯と楽しい会話の邪魔にならないよう、
いつものＯＭのエッセンスをとりいれた、
ゲームをゲイメンと一緒におこないました。
「ＮＰＯ法人アカー」というのは「レズビアン＆ゲイライフをサポートするグループ」で、「ＯＭ（Open Mind）は、NPO法人アカーのLesbian・女性が好きな女性のためのプログラム」だそうです。
最近、東京プライドパレード（ＴＰＰ）のスタッフにも登録しましたが、こういう場に出ていこうという時に、背中を押してくれたのは、伏見さん主催の野口さんの講演会に行って、いろんな人に受け入れてもらって「あぁ、私みたいな（中途半端な）のが行っても大丈夫なんだ」って思えた経験でした。
これまで私は、ぜんぜん自分以外の同性（両性）愛者に会ったことがなかったんですよ。
中高大と、本から同性愛(者)情報を摂取してきたけど、そこから私が読み取った、同性愛者の集まりというのに対する印象ってのが、閉鎖的…いや、排他的…というのも違うかな、外側から腐女子の集団を見たときに感じるのと同じなんじゃないかと思うんだけど(笑)、なんだろ、みんなして熱意がとぐろ巻いてそうな感じ？(笑)にみえたんですね。私が大学生やってたのが、ちょうど９０年代後半だったからかもしれませんが。
なので、とぐろ巻くのはオタク活動で十分っていうのもあり、そもそもあんまり自分が同性愛者であることで悩んではいなかったというのもあり、そのうちネットが普及し始めたってのもありで、あえて”仲間”と会う・つながる必要を感じなかったのでした。「や〜、別にそこまでとぐろ巻くほど悩んでも困ってもないしな〜」って。
その印象が変わったのが、その講演会での体験だったのかな〜と思います。腐女子の中にも熱い深い人もいれば、あっさりさっぱりな人もいるわけで、まぁそれと同じかも？
じゃ、なんで悩んでも困ってもないのに、そういう場に行くか、というと。
批評家オーディション「東浩紀のゼロアカ道場」に道場破り入門して、そういう場で「バイセクシャル（レズビアン）」と名乗っていくからには、自分以外の”仲間”にも会っておかなきゃ、と思ったのでした。自分では典型だとも代表だとも思ってないけど、ゼロアカ道場の中に私しかいなければ、やっぱり周りはそう見るじゃないですか。その時に、自分の経験・体験からしか語れないんじゃ、周りに誤解を与えてしまうよなぁ、それはきっと他の当事者の方達からしたら腹立たしいんじゃないかなぁ、と思った次第です。
「腐女子」の方は、やっぱり私は典型的な腐女子ではないけど、一通りの「腐女子」らしいことはやってるし、腐女子友達も（ばっかりとか言うな！笑）いる。だから、自分の視点・意見とは違った腐女子の話もリアルにできるし、自分がどう典型から外れてるかってことも説明できる。
それから、これはあんまり今まで語ってきてないけど、「不登校」「自殺（遺児）」「うつ病」についても、数に偏りはあるかもしれないが、生で他の当事者の方達と接してきてる。
あとは「性的少数者・（両性）同性愛者」ってカテゴリー？レッテル？アピールポイント(笑)？が残ってるな、と。
あと、最近いろんな人に自分の説明をしている中で気づいたんですが、「結婚し（ちゃっ）た自分」っていうのに対する違和感？もあるかも(爆)。実際、自分にとって男性と恋愛するって衝撃的な事件だったもんなぁ。それまで、むしろ「同性愛者である自分」を自己肯定してたので、けっこうアイデンティティが揺らいでいるのかもしれない(笑)。「異性（男性）と恋愛結婚したけど、私、ここにいていいですか？」っていう。「私、なんちゃってレズビアンとか、そういうんじゃないんです！信じて！」って(笑)。誰に対して言い訳してんのかわかりませんが(^_^;)。
まぁ、そういう、ある意味「不純な」参加動機だったわけですが。
パーティーの中で話をしていて、私が初めての参加で連れもいなかったせいか、恋愛的な「出会い」を求めて参加した…と思った方もいらっしゃったみたい？です。ち〜がう〜のよ〜。
ちなみに、今回のパーティー（ＯＭ）のテーマも「出会い」でした。
おかげさまで楽しく、いろんな方と出会えました。ぼや〜っとしていた私を構ってくださったスタッフの皆様にも感謝です(^_^)/
今回のパーティーは、いつものＯＭとちがって、男性も一緒ということでしたが、それも楽しかったです。
これまで私は、男性とは恋愛に発展するのが面倒で、あんまり個人的には親しくしてこなかったんですよ。正直、男性に対する興味もなかったですし(笑)。まぁでも男性とつき合って結婚してみたことで、免罪符？ができたというか、男女・異性/同性愛者問わず、いろんな方と良き友人になれるんじゃないかという可能性がふくらんだというか、可能性に気付けたというか。また一つ内面的しがらみから解き放たれた気がします。ふりーだむ？
アカー・ＯＭのスタッフの皆様、すてきな場をありがとうございました。参加者の皆様も、楽しい時間をありがとうございました。またお会いした時にも仲良くしてくださいまし〜。
