よくマンガとかで目の見えない方が描かれる場合に「あ、＊＊君？」「え、なんでわかったんだよ」「足音でわかるの」みたいなシーンがありますが、私は「ホントにそれでわかるのか〜？」と思ってたんですね。
でも、今日、家の外から聞こえてきた足音を、美しいと感じました。
落ち着いたリズムで、落ち着いた音で、一音、一音、はっきりとキレイに響くけれども、ヒールがコンクリートを蹴る時の冷たさは全く感じられない、温かい音でした。もし、そんな足音が自分に近付いてきたら、思わず微笑んでしまいそうです。歩いているその人は、きっと穏やかな心でいるんだろうなぁ、と想像を巡らせてしまいました。
履いてる靴とか、精神状態で、同じ人でも変化はあるんでしょうが、足音にも個性があって、聞く側にとっても好きな足音、美しいと感じられる足音というのがあるんですね。
ちょっと感動したので日記に書いてみましたが、後から恥ずかしくなりそうだなぁ。なんだかポエジィで（笑）。
