沸騰空穂葛日記

マンガ・アニメ、映画、舞台などの感想を中心に(予定)。フェミニズム、教育・育児ネタなども?

Amazing Graceの思い出

最近、ご近所のゴスペルクワイア(ゴスペル合唱団)に入ったんですが、
私くらいの年齢だと、ゴスペルを知ったのは
ウーピー・ゴールドバーグ主演映画「天使にラブソングを」が
きっかけって人が、やっぱり多いんでしょうか。

私は当時「自分がカトリック系の学校にいるってのに、
わざわざ同じような環境の映画を観るなんて!」と思ってて(^_^;)
今に至るまで未見なんですよね。

実は、中学生の頃、絶賛反抗期で、
シスターから不信心者として迫害を受けたので(笑)(半分は自業自得なんですが)、
すっかりキリスト教アレルギーになってしまったんですよ。
ま、クリスチャンの友人もいるし、
楽しい神父様やシスターもいたし、信仰自体が悪いとは思ってませんが。


じゃあ、そんな自分とゴスペルの接点って何だ?きっかけは?と思い返した時に、
Amazing Grace」という曲を思い出しました。

私は前述の通り、カトリック系の中高一貫校に通ってたんですが、
中学だったか高校だったか、「宗教(道徳)」の授業だったか「倫理」だったか「英語」だったか、
まぁ、ともかく何かの時に、先生(シスターか?)が
ある女性シンガー(ゴスペル?)のビデオを見せてくれたんですね。

たしか、その人には、先天的な身体障害で両腕が無かった……ような記憶があります。
既に一昔どころか、ほぼ二昔前の記憶なので(^_^;)
詳しいことは忘れてしまいましたが、
でも、素晴らしく美しい歌声と、
素晴らしく明るい笑顔で歌い上げられた「Amazing Grace」は、今でも印象深く記憶に焼き付いています。

まぁ、当時の私は反抗期だったので、
「障害を負ってるからって、そんなに神聖視=特別視しなくても……」なんて
ひねくれた見方をしてましたけどね(^_^;)


クリスチャンの友人も、この曲が好きで、
彼女の結婚式の披露宴では、わざわざ黒人女性シンガーを呼んで、歌ってもらってました。
あれは素晴らしかった……!


Amazing Grace」以外で、印象深かったのは「いつくしみ深き」ですね〜。
英語だと「What a Friend We Have in Jesus」という曲なんですが、
中高生の頃に、黒人女性が歌ってるのを映画か何かで観て
「自分たちも歌ってる聖歌が、こんなにカッコ良くなるなんて!!」と衝撃を受けたのでした。
たしか、登場人物の誰かが亡くなった、お葬式のシーンだったかと。
何の映画だろう。そもそも映画か?



まぁ、キリスト教アレルギーと言いつつ、
中学高校では合唱部=聖歌隊やって、
今もゴスペルを歌っちゃってるあたり、私もいいかげんですなぁ(-。-)y-゜゜゜
でもいいの、 そ れ は そ れ !  こ れ は こ れ ! (`〜´)
素晴らしい音楽は、いろんなものを超越するんだよ。うんうん。(笑)