沸騰空穂葛日記

マンガ・アニメ、映画、舞台などの感想を中心に(予定)。フェミニズム、教育・育児ネタなども?

オタクと腐女子とジェンダー

徹夜で(爆)ぐるぐるとはてなダイアリーめぐりをしていて。
id:june_tさんのこんな記事を読み、検索して出てきた情報が……

美少女戦士セーラームーンS VOL.2 [DVD]わはははは!天王はるかセーラーウラヌス(画像右)か!*1
彼女がテレビで活躍していた同時期(or後?)に観た映画「プリシラ [DVD]」(ドラァグ・クイーン三人の旅の話)で
「テメェら、そんなカッコしやがって、どっから来たんだ」と野次られた三人が
天王星(Uranus)から来たのよ!」と言い返すシーンで、無駄に大笑いした記憶が。
(Uranusは男根を切られちゃった天父神(<=>地母神)なのです。まぁ、そういう意味)
ちなみにアメリカでは、女の子同士がイチャイチャするのは子供への教育に悪いってんで、
彼女が出てくる辺りから、なかなかテレビ放映がされなかったらしい*2です。


当時は今よりも本を読んでたし、"性"について学ぼうという気持ちも強かったので、
この辺りも、ネットで熱く語ってるサイト(特にエヴァ!)を読んだりしてたなぁ。
と、なんだか懐かしくなったのでした。
女性学年報第13号(1992年)には

こんなのも載っていて、私のオタク・腐女子な魂が萌え燃えます。ソウルがバーニング。
斎藤環さんの「博士の奇妙な思春期」で『「おたく」のセクシュアリティについて』語られてる中でも
中島梓氏やオタキング氏が引用されてて気になってたんですよね。「なんか変じゃね?」って。


それから、「ファンタジーとジェンダー」という本も同じようなネタを扱っているようです。
コチラのブックレビューで読むと、どうも
男装の戦う女性は「母親像」には、未だ成ってないという事を言ってるようですが、
おかあさんは刑事 (文庫版) [マーケットプレイス コミックセット]」では、男にしかみえない刑事のお母さんが、
第二子妊娠〜双子を出産なんてしてたね、そういえば。

*1:1997年といえば私は大学2.5年(苦笑)。
現在の相棒も含めイロイロな人と出会った、ある意味節目の年。
その当時の私の特技は、エヴァンゲリオン碇シンジ君の声真似でした。過去形。今はあんまり似せられないかも。
ちなみにセーラーウラヌス碇シンジ君は同じ声優(緒方恵美)さんが演じてらっしゃいます。
1997年に会った中には、緒方恵美さんのファンサイトつながりで会った方も。
「女性学年報」の情報を知った時の、この妙にテンションの高い反応は、そういった思い入れの表れ&寝不足ゆえでございます。と、日付が変わる頃になって追記して弁解。

*2:http://www.geocities.jp/snowchild1010/uranep/mokuji.html
「天真らんらん天衣むほー!」様の「USA版「セーラームーンS」ウラヌス・ネプチューン中心レポート」より