沸騰空穂葛日記

マンガ・アニメ、映画、舞台などの感想を中心に(予定)。フェミニズム、教育・育児ネタなども?

喃語空耳

我が子ギガは生後2〜3ヶ月頃から、話すような調子の声(喃語)を出すようになりました。
その中で、たびたび聞こえる空耳ワードをまとめてみました。

  • あなや!
    古風だな(笑)
  • 按摩
    やっぱり古風だな(笑)
  • Oops!(英語)
  • dew(英語)
  • Ach!(独語)
    日本語のアハじゃなく、ドイツ語のAchの発音をするんだよねぇ。
  • 浮く
  • ディー
    バンパイアハンター?
  • なう
    つぶやいてますか

そんなこんなで、元気に子育てしております。
ギガは生後4ヶ月を迎え、8925g、67,7cmと、あいかわらずのギガサイズ。
初めての予防接種(BCG)も全く泣かず。
目の前で打ち上げられる花火の爆音にも動じなかったし、肝の据わった子です。
2ヶ月半で寝返りし、すでに少しずつズリ這いしはじめ、予想以上のペースで成長してくれてます。
健診でも「血色が良い」「肌がきれい」「よく笑う」「元気」とほめられまくりで、母も父も安心しました。
すごく育てやすい子で助かってます。
いずれイヤイヤ期や反抗期がくるんでしょうが、今のうちにいっぱい愛着と安心を感じてもらおうと、日々かまって甘やかしております(笑)。
妊娠中は我が子を愛せないんじゃないかと不安だったし、出産直後も常に可愛いと思えてたわけじゃないけど、なんだかんだで、今は親バカやってますよ(^_^;)

身近なあなたが知らない誰かであるという慰めと希望/伏見憲明 著『団地の女学生』

団地の女学生

他人の全てを知る事など不可能だ。
隣人であれ、家族であれ、親友であれ。
それは当たり前だけれど、私たちはつい忘れて日々を過ごしている。
どんなに親しい仲でも、相手を知ったつもりになっても、ある日いきなり別の顔を見せられる。
その瞬間の驚きや不安定感だけではなく、他人を知り尽くせない事の面白さ、楽しさ、素晴らしさをも、この作品は教えてくれた。
どこにでもいるような人間にも、その人だけの思いと歴史があり、誰にでも、美しいだけではない感情がある。
それらは日常生活の中に埋められて、人前に姿を表さない。
だからこそ、人と関わり、人は生きていけるのかもしれない。

「シングルマザーとゲイの交流会」

そんな中、作家の中村うさぎさんが、こんな素敵な呼びかけをしています。ぜひ!

http://twitter.com/nakamurausagi
昨夜は、「シングルマザーとゲイの交流会」を主催するモンコちゃんと会って来ました。シングルマザーの皆さん、誰にも助けを求められず、煮詰まってませんか?あたしたちは、そんなシングルマザーたちの力になりたい。9月上旬に、交流会をやる予定です。お子さん連れて、遊びに来てください!

「この子さえいなければ」と思われてた私が思う。

大阪の育児放棄で二児死亡のニュース。離婚してから育児が辛くなったみたいだね。風俗店で働いてたみたいだし、育児以外も苦しかったのかな。
祖父母も妹も、別れた夫もいるんだから、死なせるくらいなら預ければ良かったのにね。せめて施設に入れるとか。他人に頼れない人だったのかな。
預けるのも、子を捨てることに変わりはないけど、それでも死なせるよりはね。
殺す勇気もなく、預ける決断もできなかったんだな。


この母親が許されないのは当然だ。子どもが哀れだとも思う。
しかし「この子さえ居なければ」って思いが頭をよぎることくらいは、誰だってあるんじゃないかな。
ない?
ないものなの?

私は、自分の母親から本気で要らないと思われてただろうし、下手したら私も死んでたかもしれない。
でも、自分が子どもを産んでみて、私を祖父母の所に置いて出てった母親の気持ちもわかるなぁって思っちゃったんだよね。だからといって母親を許せるわけじゃないけどさ。
気持ちがわかるというのと、実際にやるのとでは、大きな違いがあると思うし。
でも、環境・状況が変わったら、私もその境界線を越えてしまう可能性はあるなとも思います。


何がいいたいかわからなくなったけど。
生きてさえいれば、死なせなければ、いろんな可能性があったのにな、と思います。
哀しいね。
少しでも、こういう事件を減らすには、どうしたらいいんだろう。
まずは、自分が子どもをしっかり育てることからかな。
あとは、小さな働きかけを面倒くさがらないこと。
0歳児を育ててる友人が、通りすがりのお母さんがあまりにも凄い形相で子どもを怒ってたので、思わず声をかけたって言ってたけど、本当にそういう小さな声かけ・働きかけの積み重ねって、ほんの少しかもしれないけど、いきづまってる(母)親をハッと我に返らせたり、辛い気持ちを救ったりすると思うんだ。
私も、バスや電車の中とかで声をかけてもらうと、人の優しさにふれた思いで嬉しくなるし、子どもにも優しくできる気がする。


だから、あのニュースで母親"だけ"を非難してる人を見ると、すっごく腹立たしい。
同じ社会の一員としての、自分の責任を棚に上げて、偉そうにほざくな!と思う。
安易に母親を叩く前に、自分にできる事を考えろよ!


ギガ7kg

我が子の通称はギガなんですが、その通り名に恥じないギガサイズです(笑)。
まだ生後2ヶ月なのに、体重が7kg!
6ヶ月の子と比べても、サイズだけなら遜色ありません。
まだ首は据わってないんですが、手足も首も、すごく力強いです。
将来は、体格を活かして、中澤や闘莉王みたいなDFか、川島や川口みたいなGKに……!などと、気の早い期待をしてしまいます(笑)。
若林くんみたいにドイツ留学するなら、私もついてくぜ〜!←気が早すぎ


ということで。


日本代表、ベスト16進出、おめでとう〜!
リアルタイムでテレビ観戦しましたが、日韓W杯の興奮を思い出しましたね〜。
久しぶりに、スタジアムのゴール裏で、生観戦したい気分です。
代表戦はもちろんだけど、やっぱりエスパルス
今回ゴール決めた岡崎や、とうとう清水に帰ってきた小野伸二はもちろん、テルや市川、監督になった健太の活躍を、生で観たい!
まぁ、子どもを抱えて行くことを考えると、少なくとも1〜2年は無理でしょうが……。
名前あげた内、何人がその時まで残っててくれてるかなぁ。
ギガと試合観戦するのが、今から楽しみです(^_^)

先週の週刊少年マガジン感想

今回、牛若のキャラがブレてしまったように感じた。
あんなに好戦的なキャラクターではなかったはずだ。
この作品が好きで、同じ作者の前作(『ゲットバッカーズ』)も好きで、期待が高過ぎるせいかもしれないが、それにしても納得がいかない。
牛若は今まで、他人を思いやる優しく強い心をもった少年として描かれてきた。
自分の命を狙っている鬼若まで体を張って助け、死以外の救いがないかのような状況にも「見たいのは笑顔なんだ」と言って立ち向かうというエピソードは、牛若のそういう性格・人となりを表しているのだろう。
鬼若も、そういう牛若だからこそ、心中では敬意(もしくは興味)を抱いたのではなかったか。
それが、自分を育ててくれた寺の僧兵を傷つけた、横暴な強者と対峙して「おもしろい!」とは。
序盤で、モンスターが京で人々を襲っている状況を目の当たりにした後なのに、牛若が「鞍馬寺にいれば自分を狙うモンスターをわざわざ探しにいかなくて済むから楽」と言ったのにも驚いたが、そちらはまだ若さゆえの思慮が浅さで、今後の成長が描かれることを期待することもできるかもしれない。
しかし、鞍馬寺のシーンは、そういった好意的な解釈も難しい。
牛若が武芸を鍛え、強くなろうとするのにも、純粋な兄弟への思いや夢が背景にあった。
しかし、あの最後のコマでは、むやみに力や強さを求めるキャラクターであるかのようにみえてしまった。
まだ連載がスタートしたばかりで、キャラクターの性格づけや、行動の動機がはっきり定まっていないのかもしれないが、それでは読者も感情移入しづらい。
「読者の期待を裏切る」という言葉があるが、それは期待に応えたうえで、さらに期待を超えるという意味であるべきで、読者を失望させてはならないだろう。
一読者、一ファンとして、今後の『鬼若と牛若』が、良い意味で私の期待を裏切ってくれることを期待している。


今回、他の作品の感想を書くひまがなかった……
思わず熱く語っちゃったぜ〜(^-^;

先週の週刊少年マガジン感想

  • 『ハンマーセッション』

けっこう好きだったので、復活して嬉しい。
ドラマ化で志田未来ちゃんが出るのも嬉しい。
今後の展開が楽しみです。

美少年・牛若丸と、金髪碧眼の美青年・鬼若(弁慶)の、愛の物語。
たしか、初回のアオリに“冒険譚"って書いてあったような気がするんだけど、冒険要素はどこへ……作者コメントからすると次回からなのか?
今回の見所は、無邪気な笑顔で、鬼若をたらしこむ牛若(笑)。
鬼若くんの、牛若くんへの愛にあふれた表情がたまりませんな〜。
あいかわらず良い表情を描きやがる!
まんまと萌えさせられてます。
たぶん、いわゆる「義経と弁慶」の関係性としても、とっても正しい表現だと思います(笑)。
ああやって主従になっていくんだな〜。

ここ数回は、部活を辞めた仲間への、それぞれの思いや関わり方が描かれてます。
青春って感じだよね。ちょっと羨ましくもある。