4月20日の日記で、「なんでその生い立ちを美談として選挙に使わないんだろう。私だったら使うなぁ〜。」なんて言ってましたが、美談として使える生い立ちがあっても、野心がなきゃ使い様がないんだな、と思いました。
周りに迷惑がかかる＆ドン引きされるくらいには、私も不幸そうな生い立ちだったり、見栄えのいい経歴だったりするんだろうなぁとは思いますが、別に今は不幸じゃないし、それを使って名を売ろうという野心もないのでした。
でも「野心がある」というのには憧れます。野心は向上心にもつながりますし、傍で見てても凄く「生きてる」って感じがするんですよね。「戦ってる」というか。自分にはできないことなので、ただ「凄いなぁ」と思うしかないんですが。
No.1じゃなくてオンリー１でいい、という歌がありますが、「自分はオンリー１だ」と常に思っている人間には必要ない言葉なんですよね、アレって。そんな下手な慰めを言わなくても、No.1を目指して壁にぶちあたってもいいじゃない、欲がある（自分に期待できる・自分を駆り立てられる）って凄い素敵なことじゃない、なんて思ったりもします。もちろん慰めや癒しが必要な時もあるんですが。でもNo.1を本気で目指してる人って、根本的には自分がオンリー１であることを知ってる・信じてるんじゃないのかなぁ。
「＊＊が欲しい〜！ってダダをこねない子供は、生きる意欲が薄い」というような話も聞いたことがあります。欲とか野心って、良くないことのように言われることが多いですが、人間の生きる力って、そういうところから湧くこともあるんじゃないかなぁと思いました。
まあ、しょせん私は「自分が一番偉い」と心のどこかで思っている人間なので、実感は湧かないんですけどね。
