沸騰空穂葛日記

マンガ・アニメ、映画、舞台などの感想を中心に(予定)。フェミニズム、教育・育児ネタなども?

ぼくときみの多様性

我が子が産まれて、一ヶ月が経ちました。
授乳とオムツ替えと沐浴をして、その合間に自分が寝食するだけで、あっという間に日々が過ぎていきます。
なんとか赤子の世話にも慣れてきました。
初めは、どう接していいかわからず、あやすのにも照れがありましたが、だんだん自然に話しかけられるようになりました。
母性って、生理現象みたいに当たり前に発生するわけじゃなく、こどもとの間に新しい人間関係を築いていくうちに、少しずつ、育まれていくものなんだな〜、と感じています。
最近は、子守歌を歌えるまでになりました。
よく歌うのは、数年前にNHK教育「おかあさんといっしょ*1」で流れてた「ぼくときみ」という歌です。

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意見や感性が違ってもいいんだよ。同じじゃなくっていいんだよ。ひとりひとりが違うからこそ、世界は素晴らしいんだよ。
そういうことを、すごく自然に伝えられる歌ですよね。
多様性…とか、自他の差異を肯定し…とか、反差別!とか、そういう言葉・論理も、もちろん重要だと思います。
でも、こんなひらがなだけの、こども向けの歌詞でも、いや、だからこそ、同じメッセージが、もっと素直に、すとんと私の心に届いたのかもしれません。
バタバタしていて、「セクシャルマイノリティについて理解を深める週間」(でしたっけ?)のこととか、ちっとも把握してなかったんですが、育児をしながら、そんなことを考えていたのでした。
 * * *
しかし、この歌、歌詞は覚えやすいんですけど、けっこうメロディーが難しいので、子守歌にはハードルが高いのが難点なんですよねぇ(^-^;

*1:なんで「おとうさんといっしょ」って番組はないんだろうね